この記事のポイント
- 値段がつかないと思う車でも、部品や資源、海外での需要で価値がつくことがある
- 廃車手続きは自分でもできるが、レッカー代や解体費用がかかる場合がある
- 買い取ってもらう場合は、引き取りと手続きを任せられるかを確認する
年式が古い、走行距離が10万kmを超えた、事故で動かなくなった。 そんな車は「もう廃車にするしかない」と思われがちですが、手放し方によっては費用がかからなかったり、 逆にお金が戻ってきたりすることがあります。廃車を決める前に知っておきたいことをまとめました。
値段がつかないと思う車にも価値がある理由
国内の中古車としては値段がつきにくい車でも、次のような理由で買い取ってもらえることがあります。
- 部品としての価値:エンジンや外装の部品を、修理用の中古部品として再利用できる
- 資源としての価値:鉄やアルミなどの金属を、資源としてリサイクルできる
- 海外での需要:日本車は耐久性が評価され、年式が古くても海外で需要がある車種がある
こうした販路を持つ買取業者は、古い車や動かない車も買い取りの対象にしています。
自分で廃車にする場合と、買い取ってもらう場合の違い
| 比べる点 | 自分で廃車手続き | 廃車・低年式車の買取 |
|---|---|---|
| かかる費用 | 解体費用・レッカー代がかかる場合がある | 引き取りや手続きの費用が無料のサービスもある |
| 手間 | 解体業者の手配と、運輸支局などでの手続きが必要 | 引き取りから手続きまで任せられることが多い |
| 受け取れるお金 | 税金などの還付のみ | 買取額がつく場合がある |
費用や対応範囲はサービスによって異なります。申し込み前に、引き取り費用や手続き代行の有無を確認しましょう。
手放すときに戻ってくる可能性があるお金
自動車税(種別割)
普通自動車は、抹消登録をすると、残りの月数に応じて自動車税(種別割)が還付されるのが一般的です。 買取の場合は、還付の代わりに未経過分を買取額に含めて精算することもあります。 なお、軽自動車税には月割りの還付の仕組みがありません。
自動車重量税
車検の残りがある車を解体して永久抹消登録をした場合、条件を満たすと、残り期間に応じた重量税が還付されることがあります。
自賠責保険
自賠責保険の残り期間がある場合は、保険会社で解約の手続きをすると、残り期間に応じた保険料が戻ることがあります。
手放すまでの一般的な流れ
- 査定を申し込む 車種・年式・走行距離・状態(動くかどうか)を伝える
- 金額と条件を確認する 買取額のほか、引き取り費用・手続き代行の有無を確認
- 書類を用意する 車検証、印鑑証明書など(車の種類や状況で異なる)
- 引き取り 動かない車はレッカーなどで引き取り
- 抹消登録・入金 手続きの完了と、買取額の入金を確認する
どの売り方が向いているかは、車の状態で変わる
年式が古くても、まだ状態が良く人気のある車種なら、一般的な買取店で値段がつくこともあります。 一方で、事故車や動かない車は、そうした車を専門に扱うサービスのほうが話が早く進みやすい傾向があります。 車しらべの比較ツールでは、年式・走行距離・状態を入力すると、「低年式・不動車への対応」を重視した順位を表示します。
よくある質問
Q車検が切れて動かない車でも売れますか?
A動かない車や車検切れの車を対象にしている買取サービスがあります。公道を走れない車は引き取りが必要になるため、引き取りの費用がかかるかを事前に確認しましょう。
Q廃車にすると税金は戻ってきますか?
A普通自動車は、抹消登録をすると自動車税(種別割)が月割りで還付されるのが一般的です。車検が残っていれば、条件によって重量税が戻る場合もあります。軽自動車税には月割りの還付はありません。
Qローンが残っている車でも手放せますか?
Aローン会社に所有権がある場合は、残りのローンを精算して所有権を外す手続きが必要です。買取店が手続きを代行してくれることもあるので、申し込み時に伝えておきましょう。
記事の内容は更新日時点の一般的な情報です。手続きや条件はサービス・地域・時期によって異なる場合があります。 最新の内容は各サービスの公式サイトや、運輸支局・自治体などの公的機関でご確認ください。

